【2019年】北海道神宮の夏越しの大祓祭に行ってきた話

【2019年】北海道神宮の夏越しの大祓祭に行ってきた話
【2019年】北海道神宮の夏越しの大祓祭に行ってきた話

【2019年】北海道神宮の夏越しの大祓祭に行ってきた話

【2019年】北海道神宮の夏越しの大祓祭に行ってきた話

どうもみなさん、こんばんは。
もぐおです。ヾ(・ω・`)ノ

普段すすきので飲み歩いてばかりいるようで、実は神社とか行くのが好きだったりします。
「趣味:神頼み」「好きな言葉:果報は寝て待て」的なところがあるので、パワースポット巡りの一環に年に数回いろいろな神社に出没しています。

それだけ信心深いこともあり、今年(2019年)は初めて北海道神宮の夏越しの大祓祭に行ってみました。
行く前はどんな神事なのかさっぱりわからず、当日ももぐおを含めて常連さん以外の参拝客は進行がよくわからず右往左往している人も大勢いたため、備忘録の意味を込めて“ざっくりとした体験談”を投稿しとこうと思います。

まぁ、このブログの読者さんの多くはあまり興味がない記事かもしれませんので、本当にサクサク書いちゃいますが、もしもこのブログ記事を読んで、「来年行ってみようかな?」と思った方のご参考になれば。

そもそも「夏越しの大祓祭」とは?

大祓は神社で6月末と12月末に行われる神事であり、この夏越しの大祓(なごしのおおはらえ)は毎年6月30日に行われます。

知らず知らずのうちに犯した罪や穢れを祓う儀式で、人形(ひとがた)に息を吹きかけて罪穢れを映し、その人形を石狩川に流して祓い清めてくれます。
また、「茅の輪神事」により疫鬼をも祓うというもの。

要はこの半年間についた不浄なものを祓い、清らかな状態で次の半年を過ごせるよう「厄難消除」「無病息災」「家内安全」をお祈りする神事。
なんでもその歴史は1000年以上前から続いている、日本の伝統神事らしいです。

また、今回は北海道神宮の夏越しの大祓祭に行って来ましたが、北海道神宮以外の日本中の各神社でも執り行われています。
北海道神宮は毎年たくさんの人が来るらしいので、人混みが苦手な方などは札幌の他の神社に行った方がゆっくりと参加できるかもしれません。
(希望の神社がある場合は、行く前にその神社が大祓祭をしているか、事前にネットなどで調べてから行ってください)

残りの下半期も健康で幸せな毎日が過ごせますように、という願いを込めて行ってきました。
ちなみに「祭」となりますが、出店などは一切ありません。

北海道神宮の夏越しの大祓祭へ

そもそも、もぐおが何故この夏越しの大祓祭に行こうと思ったのか。
毎年お正月の初詣は北海道神宮に行き、一年を健康で過ごせるよう祈祷するのが恒例行事だったりするのですが、その祈祷をしたからか、6月頭に北海道神宮から夏越しの大祓祭の案内が届いたからでした。
ちなみにこの案内がなくとも、当日フラっと北海道神宮に行っても受けられます。

案内の中には、人形(ひとがた)も入ってました。
これに自分の名前と数え年を記入し、息を3回吹きかけることで自分の罪穢れがこの人形にうつり、それを祓い清めて後日神社が石狩川に流してくれるとのこと。
6月30日の当日、夏越しの大祓祭に行けない方は、この人形などを郵送しても対応もしてくれるみたいです。

2019年の北海道神宮の夏越しの大祓式は、15時から齋行するとのこと。
15時前までに受付など済ませる必要もあったので、ひと足早い14時には現地に到着するよう向かいます。

冬の初詣などで北海道神宮に行かれる方は多いと思いますが、緑が覆い茂った夏の神社参拝も良いですよね。
心地よい風も受けて、なんだかパワーをもらう気持ちになります。

北海道神宮に到着すると、門のところに「茅の輪」と呼ばれるチガヤで作った大きな輪が設置されています。
この茅の輪をくぐることで災いが避けられるという「茅の輪くぐり」の儀式なのですが、もぐおはこの後15時からの大祓式でもまたくぐることになるので、ここではあえて通らずに境内に入ります。
(大祓式に参加しない方はくぐっても大丈夫です)

せっかくなので、お参りしてお守りを買っておみくじまで引いておきました。

いよいよ本題の夏越しの大祓祭に参加するために、まずは受付を済ませます。
どうやら本殿でも祈祷受付所でもなく、専用の大祓窓口で受付を行っているみたい。

ここで特別親切な案内などがないため、初参加の人達は勝手がわからず右往左往しているようでした。

もぐおは神社から予め案内が来て人形を準備していきましたが、人形がない方はこの窓口でまずは一式を受け取ります。
そして、近くに用意された記入場所で人形に名前・数え年を記入し、息を3回吹きかけます。

準備した人形と初穂料(お気持ち代とのことですが、1~3千円が一般的らしい)を住所氏名を記載した封筒(この封筒も貰えます)に入れて、窓口に渡して完了です。

このブログでは受付と書いてますが、これをしなければ大祓式に参加できないというものではありません。
大祓式の受付というよりも、自分の人形のお祓いをする儀式の手続きですね。

人形を納めた後は、神門付近で巫女さんが「切麻」を配布しているので受け取りにいきます。
この「切麻」は細かく切られた紙や麻のようなものなのですが、大祓式の途中で使うとのこと。

ここでまだ式の開始30分前の14時30分でしたが、大祓式を行う場所に行くとすでに大勢の人だかり。
今年の6月30日はたまたま日曜日ということもあって、参加者は3~4千人くらいいたんじゃないでしょうか。
ちなみに式を行う場所は神門の外にありました。

北海道神宮の夏越しの大祓祭のはじまり

30分前からすで式場で待機していたため、前から3列目くらいの場所をキープできました。
後ろを振り返ると10列以上並んでましたので、時間に余裕があって大祓式の様子も見たい人は30分以上前から並んだ方が良いです。
今年は比較的涼しい日でしたが、6月末といえど暑い日もあるので、帽子やタオル、水分補給といった熱中症対策も必要かもしれません。

15時になると宮司さんや巫女さんたちがやってきて、いよいよ夏越しの大祓祭が始まります。

宮司さんたちが大祓詞を唱え、一般的な祈祷のように進行していきます。
途中、指示された通り事前に貰った「切麻」を自身の体にふりかけてお祓いもします。
この「切麻」を包んでいた包紙は、後ろの列の方から前に順次手渡しをして回収されます。

ちなみに、自身に振りかけた「切麻」は地面に散乱したままでした。

だいたい20分くらい経過した15時20分。
大祓式が終了し、この後は「茅の輪くぐり」の儀式に移行します。

「茅の輪くぐり」のはじまり

大祓式の後は、引き続き「茅の輪くぐり」。
神門に飾られている茅の輪を1人3回くぐります。

神職の方々が先頭にくぐるのですが、なにせ3~4千人近い人だかり。
これを3回くぐるのは非常に時間がかかりそうですが、もぐおは神門近くにいたので割りと先頭集団にいました。

が、最初の一巡目は特に整列されたものではないので、くぐる茅の輪付近では人手ごった返してます。

この「茅の輪くぐり」ですが、用意された茅の輪を3回くぐるというもの。
まず1回目は左足から入って左回りで戻る。
2回目は右足から入り右回りで戻る。
3回目は左足から入ってそのまま直進して抜けるというもの。

この茅の輪をくぐることで、病気災難を祓うことができると伝えられているみたいです。

また、茅の輪をくぐる際には「祓いたまへ、清めたまへ、守りたまへ、幸へ(さきはえ)たまへ」と祝詞を唱えながらのが良いらしいですが、北海道神宮での大行列の場合はそんな余裕ありませんでした。
もしもきちんと祝詞を唱えながら茅の輪くぐりをされたい方は、時間をこの式直後にしないでずらすか、他の神社で行った方が良いかもしれません。

尚、この大祓式直後の茅の輪くぐりは、連続で3回くぐれるわけではなく、1回くぐると次はこの大行列の最後尾にまた並びなおして2回目。
2回目くぐった後はまた最後尾に並びなおして3回目、とくぐっていきます。
この6月30日は日曜日で3~4千人近くいたため、茅の輪くぐりが始まって3回目くぐり終わるまで、もぐおは約40分かかりました。。。

3回くぐり終わると「茅の輪くぐり」が終了です。

「家内安全祈願祭」のはじまり

3回目の「茅の輪くぐり」が終わり、そのまま本殿まで直進すると、最後は「家内安全祈願祭」です。

この時もぐおは下調べをしており、最後に「撤下品」をいただけるということを知っていました。
そのため「撤下品」を配る巫女さんの姿を探したところ、会場の両端にいたのを確認したので、その近くで待機して「家内安全祈願祭」を見守ります。

後方の参列者がまだ「茅の輪くぐり」をしている最中ですでに家内安全祈願祭は始まってました。
そのため実際に家内安全祈願祭は何分かはわかりませんが、中盤くらいの順番で「茅の輪くぐり」をしていた私で15分くらいの時間で終わりましたので、開始に若干タイムラグがあると思いますので、だいたい20~25分くらい家内安全祈願祭を齋行してたと思います。

家内安全祈願祭が終わって、最後に巫女さんから「撤下品」をいただいて終了です。
15時からの夏越しの大祓式からここまでで、だいたい1時間半くらいでした。

ちなみに「撤下品」の中身は、お菓子のクッキー2枚とお守りでした。

そんな感じで初めての北海道神宮の夏越しの大祓祭。
特に厄年の方などで年始の厄払いだけではどうも心許ないという方などは、機会があればぜひぜひ参加してみてください。
毎年6月30日ということで平日に行われる場合もあるらしく、その場合は人形の郵送でも対応してくれるとのことです。

以上、今回はちょっと変わった体験談でしたが、少しでも興味を持った方がいましたら幸いです。ヾ(・ω・`)ノ




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